第4話 「悲しい裏切り」②

あらすじ書いてます​​


第4話 「悲しい裏切り」②
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玄女(げんじょ)は、司音(しいん)に置いていかれ独り​崑崙虚​に戻ります
するとそこには、玄女を連れ戻しに来た母親が待っていました

白浅(司音)の兄嫁は正室の娘ですが、玄女の母は側室だったため
自分だけ高望み出来ないことに対しての、コンプレックスがあるのです​

無理やり連れ帰ろうとする母親を拒絶する玄女
疊風(ちょうほう)が見かねて仲裁に入ると、
「縁談がだめになったら責任を取れるの?」と母親に言われ身分を問われます

そのやり取りを近くで聞いていた司音と兄弟子の子蘭(しらん)がやって来て
西海水君の第二王子で、独身であることを伝えました
それを聞いて、娘に気があるから縁談を止めていると、玄女の母親は勘違いします
否定しようとする疊風を無視して、その可能性も無きにしも非ずであると思わせます
もちろん、その場しのぎの嘘八百です
そしてまんまと、2人の口車に乗せられた玄女の母親は、独りで帰って行きました

その直後に、「真に受けるな…申し訳ない」と玄女に説明する疊風
淡い期待があったのか、悲しそうな顔をする玄女でした

司音の元に離鏡(りけい)から手紙が届けられます
一緒にいた玄女がそれを読み上げると、明らかにラブレターです
その差出人が、翼族の王子であることを知っていた玄女
どうして自分だけが、卑しい黒熊精に嫁がされるのかと悔しさをにじませます

昔、会うたびに白浅の顔を羨む玄女を、一時的に顔を変える「変貌術」を教わりに
白浅折顔(せつがん)の所に連れて行ってくれた事を思い出す玄女です

翌日、再び離鏡から手紙が届きますが
その内容は、自殺をほのめかす内容だったため司音は急いで駆けつけます
しかしそれは、なかなか来てくれない司音をおびき寄せるための策でした
その時とばかりモーレツにアプローチする離鏡ですが
司音は「崑崙虚の弟子は恋なんかしていられない」と言って崑崙虚に戻りました


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​【登場人物】​

司音と同じ日に弟子入りした、子蘭です
墨淵が神器・玉清崑崙扇で司音を買収したおかげで
一応、兄弟子になりました




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