第1話「投壷の勝負」

あらすじ書いてます​​


第1話「投壷の勝負」


時代は北宋
揚州の名家である盛(せい)家は、2人の息子と4人の娘に恵まれ繁栄しました
主の盛鉱(せいこう)側室・衛恕意(えいじょい)は2人目を妊娠中ですが、彼女の元には食事はおろか、冬だと言うのに取るための炭さえも、満足に配給されません
これはすべて、使用人による嫌がらせでした💧

その日、
正室・王若弗(おうじゃくふつ)の娘・盛華蘭(せいからん)と東京忠勤伯爵・袁(えん)家の次男・袁文紹(えんぶんしょう)との結納の宴が開かれました
しかし、袁家の伯爵夫妻が直接揚州に来ることはなく、長男の袁文純(えんぶんじゅん)と彼の妻だけが送られてきました
王若弗は、袁家にばかにされているようで、その事がとても不愉快でした😡

そんな中、袁家が連れてきた青年・白燁(はくよう)が結納品の雁を賭けて側室・林噙霜(りんきんそう)の息子・盛長楓(せいちょうふう)と投壷の勝負を始めます
しかし、盛長楓では歯が立たず雁を奪われそうになっています🐓

何よりも体面を気にする名家では、賭けに負けるわけにはいきません
だからと言って、負け勝負を放棄させることも出来ず困っていました💦

その様子を側で見物していた衛恕意の娘・盛明蘭(せいめいらん)は、兄の代わりに勝負を受けて立ちました
お驚いたことにその腕前は白燁に引けを取らず、あっという間に同点に追い込みます
しかし、突然の突風で勝負は引き分けに終わりました
実のところ白燁は、明蘭に対して手加減していました

白燁は、盛家の廊下で王若弗の息子・盛長柏(せいちょうはく)と遭遇して、彼が持っていた地形図に興味を持ちます
見せて欲しいと頼みますが、投壷の件で彼の事を良く思ってない盛長柏は彼を非難しました
白燁が自分の非を認め謝罪した後、2人は和解して自己紹介の挨拶を交わしました

部屋に戻った明蘭を母・衛恕意は「出しゃばってはいけない」と論じていました
正室である王若弗や、寵愛を受け嫁いできた側室・林噙霜とは違い、家族の病を治すために売られて来た自分の子である明蘭が優位に立てば、攻撃の的にしかならない事を衛恕意は知っています
盛家で生きていくには、謙虚になるしかありません
しかし、幼い明蘭にはその事が理解出来ません😥

 一方、危うく盛家の面目を潰しかけた盛長楓を、母・林噙霜は家族の前で厳しく叱り”板打ち”30回を罰として与え皆を納得させました
しかし、それはすべて息子を守るための策でした
すでに使用人を抱き込み、罰を与えた振りをしていたのです😈



実はこの投壷の勝負は、袁文純が白燁にわざとやらせたことだったのです
王若弗の言った通り、盛家をばかにしているとしか思えません💢

投壷の勝負でみんなを驚かせた、チビ明蘭です💕
勝気で賢い所が、母親の悩みの種なのです💦


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