第18話 「決戦前夜」
夜華(やか)と疊風(ちょうほう)は長海水君の率いる兵たちに、鮫人族との戦に参戦してほしいと頼みます
しかし、兵達はこれまでの戦いで負傷者が多く、何よりも戦の後の鮫人族からの報復を恐れていたため戦には消極的でした
しかし、皇太子・夜華が、鮫人族と戦うために来た事を伝えると空気は一変します
その最中、体調を崩していた素素(そそ)が懐妊している事が分かりました
夜華はもうすぐ戦になる長海から、素素を人間界へ帰すことを決めますが、夜華が一緒に帰らない事が腑に落ちない素素です
しかし「これが最後」と言う彼の言葉を信じることにしました
一方、離怨(りえん)と臙脂(えんじ)は長海に行き、離鏡(りけい)を討つために叔父である鮫人族の首領に兵を貸して欲しいと頼みます
しかし、何の実権もない離怨は冷たくあしらわれてしまいます
”水晶宮”では鮫人族のご機嫌取りのための宴が開かれました
首領の代理として、息子の紅児(こうじ)がやって来ました
長海水君は娘の次女の緑袖(りょくしゅう)に紅児の相手をするように促しました
そこへ疊風と踏み込んだ夜華は、正体を明かし長海水君を叱咤しました
その後、宴に来ていた鮫人族を一網打尽にし、紅児の首が首領の元へ届けられました
夜華は、戦が始まる前に素素を”俊疾山”に送り、「林から一歩も出るな」と伝え、林に結界を張りました
いよいよ決戦の日を迎える準備も整った時、戦装束に身を包んだ素錦(そきん)が現れます
夜華の側にいるために、天君を丸め込んで参加したようです
武術の心得もないのに何するの?思っていたら、連宋(れんそう)が「夜華の足を引っ張るな💢」と言ってくれました
連宋は再度「戦が終われば皇太子夜華はいなくなるが…よいのだな?」と夜華に問いました
夜華は「願いは、この身が2度と束縛されないことです」と答えます
長海にはびこる鮫人族の首領です
先代の首領に息子がいなかったため
離怨兄妹の母親のいとこである👇この方が引き継いだ形です👿
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