第21話「嫉妬と陰謀」

あらすじ書いてます​​


第21話「嫉妬と陰謀」


桑籍(そうせき)と共に天宮に来ていた少辛(しょうしん)は、道中で白浅(はくせん)に瓜二つの素素(そそ)を見て驚きます

優しげな素錦(そきん)に言いくるめられ、霊宝天尊の法会に連れ出された素素は、偶然聞いてしまった天君(てんくん)夜華(やか)の会話から、夜華に婚約者がいる事を知ります
夜華は、素素を連れて来た素錦を見て悪意を感じ、彼女を追い払った後で素素に”素錦に関わるな”と言い聞かせます

法会の最中、見知らぬ宮女の言いつけで素素に”玉清崑崙扇”を届けるために、侍女の奈奈(だいだい)がやって来ました
ところが彼女は転んでしまい、その時に落としてしまった”玉清崑崙扇”に驚いた霊宝天尊(れいほうてんそん)の神獣が暴れだし、そこに居合わせた白鳳九(はくほうきゅう)が襲われて傷を負ってしまいます💦

これは天君素素を始末させるための、素錦による巧妙な罠で、誰かが意図的に奈奈が転ぶように仕向けたものでした😈

この事で、素素はますます天君の怒りを買う事になりました
見の覚えのない素素は身の潔白を訴えますが、夜華はそんな素素を𠮟りつけました

そこへ神獣が暴れたことを聞きつけやって来た霊宝天尊の話から、神獣が暴れた原因を知った天君の怒りは収まりす
かつて司音(しいん)の持つ”玉清崑崙扇”からの攻撃を受けた神獣は、パニックに堕ちいたのです

しかし夜華は、天君の前であえて素素に禁足の罰を与えました
それは、素素が屋敷の外で陥れられることを防ぐと言う意味もありました

”一攬芳華”に来る時の夜華は、今まで通りの優しく接してくれますが、一緒に居られる時間はわずかな物です
素素は、そんな夜華素錦の関係が気になっていました

計画が失敗した素錦は、素素を正当な理由で始末する、手伝いをさせて欲しい”天君に申し出ます
その見返りに夜華の側室にしてほしい”と頼みます
そして、天君はその願いを聞き入れました

一方、”太晨宮”では東華帝君(とうかていくん)白鳳九に治療を施していました
さすがの彼女も、これ以上迷惑を掛けられないと思い、狐の姿になり青丘に帰る決心をしますが、途中で倒れてしまいます

再び、東華帝君に助けられ傷は回復していきますが、青丘に帰る気がなくなった白鳳九です

🔜 第22話「離怨の反乱」
第20話「妻を守るために」 🔙 戻る
ブログランキング・にほんブログ村へ
素錦は、本格的に天君の後ろ盾を得てしまいました
これから、素素がどんな目に遭うのか心配です
​​​​​​​​​​​​​​​​​​

0 件のコメント: