第4話「 停戦の願い」



第4話「 停戦の願い」

婚儀の日、白娉婷(はくへいてい)の元に、楚北捷(そほくしょう)から結納の品が届けられました
晋の習わしで、結納品のお返しに白い衣装を贈る風習がありました
彼女は、毒を染み込ませました白い衣装を楚北捷に贈り着せると、衣に触れた白娉婷と共に倒れてしまいました😵

治療を受けて事なきを得ますが、楚北捷はそれが白娉婷の計略だと悟ります
彼は、「殺すのは嫁ぐのが嫌だからか、もしくは敵討ちか、お前の戦術に頼る腑抜けに操を立てるのか」と尋ねます
更に、楚北捷は自分を今すぐ殺すよう迫り、できなければ娶ると言い短剣を渡しますが、彼女はそれに応じませんでした

楚北捷の毒が盛られたことを聞き、晋王の貴妃・張蕓児(ちょううんじ)はすぐさま彼の元へ駆けつけました
張蕓児楚北捷の幼馴染で彼の事を慕っていましたが、晋王に嫁ぎ貴妃になりました
しかし、今でも彼の事を忘れる事が出来ないのです💕

しかし、楚北捷に無視された彼女は犯人を捜すために、花家の当主に棒打ちの拷問をします
彼はたまらず、これまでの経緯と白娉婷が毒を盛ったことを話してしまいました

止めに入った楚北捷から白娉婷は想い人で娶った相手だと告げられました
更に、自身の身分を忘れてはいけないと警告された張蕓児は怒って、白娉婷の身元の徹底的な調査を命じます
そして、彼女は楚北捷と結婚しようとしている人物が、燕王のスパイであると晋王に告げます😈

翌朝、白娉婷は燕の習わしで新婦が新郎に粥を作るという風習で、埋め合わせだと言いました
その後、彼女は民を苦しめる晋と燕の戦を止めて欲しいと言い、彼の前に跪きました
これが、楚北捷の求婚を受け入れた彼女の、真の目的だったのです
白娉婷は、彼が同じ考えだという事をすでに読んでいたのです

しかし、彼は娶ったのは何の計算も大儀もない誠意を尽くしたいからだと言い、目的のため策を巡らし嫁ぐと言う彼女に腹を立てます

その最中、白娉婷晋王の命令で、兵に捕えられてしまいます💦
楚北捷は彼女がすでに自分の妻であることを訴え晋王に許しをこいますが、彼女は命の危機も顧みず、自身が燕の軍師であることを明かし、晋と燕の停戦を願い出ました

晋王白娉婷楚北捷を惑わす妖女だと言い、処刑を命じました💦
楚北捷は彼女と同じ考えであることを訴え、晋と燕の停戦を願い出ますが、晋王は聞く耳を持ちませんでした

楚北捷は密かに、牢の入れられた彼女の元に琴と簪を送り、”第二夜だ”と謎の伝言を届けました

🍀 続きは、そのうちに…

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未だに楚北捷を慕う張蕓児は、白娉婷に嫉妬して晋王に告げ口しました
楚北捷が彼女を助けようとするさまを見て、ますます嫉妬心が増したようです


楚北捷の異母兄弟、晋王・司馬弘です
2人の関係は良好なのですが、
国を守るために白娉婷を犠牲にしようとします

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