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第8話「家柄の呪縛」
顧廷燁(こていよう)の異母兄・顧廷煜(こていいく)は、彼の側女の居場所を突き止めようと、密かに尾行させますが失敗に終わります
斉国公の屋敷では斉衡(せいこう)の母・平寧(へいねい)郡主が息子に悪い虫が付かないように気を配っていました
しかし、侍女の中には玉の輿を狙って斉衡を誘惑しようとする者もいます
その事が平寧の耳に入ると、容赦なく屋敷から追い出されてしまいます
肝心の斉衡は、塾に来ない盛明蘭(せいめいらん)が気になり、勉強にも身が入らない様子です
そんな中、斉衡が一緒に盛家に挨拶に行ってほしいと母・平寧に頼だことで、彼女は盛家の三姉妹を警戒し始めます
一方、顧廷燁は、密かに用意していた別宅に、乳母・常ばあやを迎え入れました
そして、側女と子供がいる事を伝えますが、その事で父・顧偃開(こえんかい)から罰を受けた事を知った常ばあやは、彼の傷を見て心を痛めます
そして、母の乳母だった彼女は、顧家が金目当てで母・白氏を娶った事を話しました
当初、顧家の再三に渡る求婚で成立した縁談でした
塩商を営み裕福だった白家は、母・白氏が嫁ぐ時、たくさんの嫁荷(持参金)を持たせましたが、嫁いでみると事態は一変します
この縁談は、朝廷からの借金を返済するために顧家の両親が、夫である顧偃開に無理辞意したものだったのです
そのため、初夜を迎えたのも婚礼から3か月も経ってからでした…しかも両親に強要されて
その後も、ずっと軽んじられ廷燁が生まれた後も、それが変わる事はなかったのです
そんなある日、2人目を妊娠していた母・白氏は事の真相を知る事になります
当初、夫・顧偃開の前妻は死別したと聞かされてきましたが、実は白氏を娶らせるために無理やり離縁させられていたのです
それが元で、もともと体の弱かった前妻は亡くなり、この事はすべて白氏のせいにされていたのでした
しかもこの話を、前妻の忘れ形見であるまだ幼い廷煜に、家の者が吹き込んでいたのです
この事を夫・顧偃開に問い詰めた白氏は、離縁を決意しますが興奮のあまり早産してしまい、お腹の子と共に亡くなってしまったのでした
そして一年後、前妻の妹・秦氏(しん)を後妻に迎えたのです
その話を聞き終えた顧廷燁は、愕然として言葉を失いました
その頃盛家では、行儀作法の教育係として招いた孔氏(こう)が到着し、賑わっていました
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