あらすじ書いてます |
第15話 「天族の政略結婚」
素錦(そきん)は幼馴染みの夜華(やか)を慕うも天君(てんくん)に嫁ぎますが、これも夜華の側にいるための彼女の計画の一歩に過ぎません
本来なら後宮に入りますが、天君の配慮でこれまで通り過ごすことが出来るようです
夜華と素素(そそ)は人間界で仲睦まじく新婚生活を送っていましたが、火を使う料理が苦手な素素はとうとう火事を引き起こしてしました
しかし、それを難なく消してしまった夜華の事を妖怪だと勘違いしてしまいます
更に彼の事を、黒龍と闘った金猊獣(きんげいじゅう)だと思った素素でしたが、夫婦になったからには妖怪でも人間でも関係ないと、夜華を連れて逃げる方法を考えていました
そんな純粋で健気な素素の姿を見ていた夜華は、ますます彼女の事を愛おしく思うのでした
天宮では夜華が人間界にいる時は、「体調を崩して部屋で休んでいる」という事になっています
留守にしている時間の悪いことに、天君と東華帝君(とうかていくん)が”洗梧宮”にやって来ました
人間界にいる夜華は、その事を察知してすぐさま天宮へ戻り何とか誤魔化すことが出来ました
しかし、天君の命令で天族の支族たちに会うために、2日がかりで素錦に付き添わなければなりません
謀叛をたくらむ鮫人族と戦になる事を想定して、天妃(側室)になっ素錦が支族たちに協力を仰ぐ役割を担っているのです
夜華が付き添う事は素錦が天君に入れ知恵して決まった事でした
”俊疾山”では、散策中に突然姿を消した夜華を心配する素素が、森の中をさ迷っていました
素素の事が気がかりで、心ここにあらずの夜華です
その心境を知る連宋(れんそう)に、一緒に同行すると言われ、素錦は不満そうです
一方”太晨宮”では、東華帝君に青丘の姫だという事をバラされた白鳳九(はくほうきゅう)は、侍女たちの態度が一変したことに戸惑います
司音(しいん)の正体が白浅(はくせん)ではないかと疑う東華帝君は、白鳳九に鎌をかけて何とか聞き出そうとします
これが東華帝君が白鳳九を無理に追い出そうとしない理由だったのですね
”大紫明宮”では、玄女(げんじょ)から兵符を受け取った臙脂(えんじ)が離鏡(りけい)に内緒で離怨(りえん)を逃がす決心をします
そして、玄女は離鏡の寵愛を得るために、再び「変貌術」で司音の顔になり、酔った離鏡を惑わすのでした
第14話 「愛の誓い」② 戻る
いよいよ素錦の悪あがきが始まりました
玄女に続いての白浅のライバル兼悪女の登場です
玄女に続いての白浅のライバル兼悪女の登場です