あらすじ書いてます |
第3話「悲しい別れ」
白家当主の葬儀は、喪主である甥の白亭預(はくていよ)が取り仕切っていました
そこへ、白燁(はくよう)の乳母・常ばあやがやって来て、意義を申し立てました
本来喪主を務めるのは、当主の直径である白燁なのです
そして驚いたことに、死んだはずの白燁が当主の遺言書を持って、姿を現しました😱💀
白家当主は、生前、家業の塩商を成功させ莫大な財産を築いていました
そして、その遺言書には”白家の家業は白燁に継がせる”と書かれていたのです
しかし白亭預は親戚一同で口裏を合わせて、臨終前に家業を託されたと言って譲りません
更に、白家の問題を当主の一存では変えられないと言い出しました
白燁は仕方なく、最後の切り札となる手紙を提示しました
それには、当主の幼少期から始まる生い立ちが書かれていました
幼い時に父を亡くした当主は、残してくれた財産を親戚に奪われ、母と2人故郷を追われました
そして白家の族譜からも除名されていたのです
それを踏まえると、当主の営んでいた塩商は白家の家業ではなく、当主本人の個人財産になるのです
公の場所で、その事を明らかにされた白亭預と親戚一同は、返す言葉もありません💦
白燁を狙った刺客は、白家が塩商を奪うために差し向けたものでした
盛家では、盛夫人は参拝に、盛鉱(せいこう)と王若弗(おうじゃくふつ)は彼女の実家に出かけ、家に残るのは明蘭母娘と、林噙霜(りんきんそう)親子と使用人だけでした
しかし彼女は、何か裏があるような気がして素直に喜べません
衛恕意は明蘭(めいらん)に盛夫人が戻ったら、お世話をするようにと言い聞かせます
彼の助けを借りて、医者を盛家に連れて行った時には、すでに手の施しようがありませんでした
彼女は娘の将来のために盛夫人に預けたいのですが、絶対に行かないと言い張る明蘭と口論になってしまいました
それがきっかけで、興奮した衛恕意は産気づいてしまいます
しかし子供が大き過ぎて難産に見舞われ、産婆も逃げ出してしまいました
林噙霜や大勢いる使用人たちは協力する気がなく、それどころか門に鍵をかけ医者を呼びに行こうとする明蘭の行く手を邪魔します
何とか、抜け穴から外に出た明蘭を助けてくれたのは路上で偶然出会った白燁でした
瀕死の衛恕意は、最後に明蘭に「生きる事が何より大事」だと教え、明蘭にの口から「おばあ様の所へ行く」と言わせると、息を引き取りました
泣きながら部屋を出て来た明蘭は、その場で気を失ってしまいます
これはすべて林噙霜の企てていた事でした
衛恕意を診察した医者から、子供が育ち過ぎている事を聞いていたにも関わらず、あえて滋養のある食事を与えていたのです
家に戻った盛鉱(せいこう)はこの事態に怒り、使用人たちに重い罰を与えます
林噙霜の仕業だと信じて疑わない王若弗も怒りをあらわにしますが、娘の華蘭(からん)のアドバイスに耳を傾け、衛恕意の葬儀を滞りなく行い、差配の権限を取り戻します
その時、家を預かっていた林噙霜にも、さすがにこの時ばかりは盛鉱も腹を立てますが、彼女は十八番である、激しく泣いた後で失神する芝居で、罰を逃れました
🍀 続きは、そのうちに…
明蘭の母・衛恕意です
3人の妻の中で、一番気品と教養がある女性です